2019.08.03
お肌のトラブルブログ
あせも(汗疹)の対策
7月末まで続いた梅雨寒が終わり、真夏日が続いています。急な気温差で体がついてこないのではないでしょうか。
せっかく晴れているからと、庭や畑の手入れに精を出したくなるところですが、熱中症とあせもにご注意ください。
あせもは子供にできるイメージですが、大人にもできます。
垢やほこりで汗腺の出口がふさがってしまい、炎症を起こしている状態があせもです。
大きく分けると白いサメ肌状の湿疹と、赤い湿疹の2種類があります。
赤い湿疹はかゆみがあるため引っ掻いてしまうと、とびひになります。自分が痛いだけではなく、周りの人にも感染します。軽度のあせものうちに治してしまいたいですね。
【あせもの予防法】
①皮膚を清潔に保つ。
汗をかいたらこまめにふき取る。シャワーや入浴をして汗を洗い流す。
②汗を吸いやすく乾きやすい素材の服を着る。
木綿生地の服や、化繊でもスポーツウェアのような機能性がある素材を選ぶ。
③入浴後の皮膚の保湿
夏に保湿なんて、と思われるでしょうが、これも重要です。 汗をかくと肌がしっとりしているかのように見えますが、常に水分が蒸発している状態です。乾燥した肌はバリア機能が弱くなります。乳液などのさらっとした保湿剤がおススメです。ワセリン等ベタつくほど油分が多い保湿剤は汗の出口をふさいでしまうためあせもが増えてしまうことも。夏場は避けたほうが良いでしょう。
■軽度のあせもの場合
体を洗うときは、硬いタオル(ナイロンタオル等)やスポンジなどでゴシゴシこすらず、泡でやさしく洗います。タオルで拭くときも優しく押し当てるようにして水滴を取りましょう。
かゆみがある場合は市販薬を使用するのもひとつの方法ですが、すでにとびひになっていたり、アトピーがある方の場合は、皮膚科の受診をおすすめします。
■顔のあせもの場合
お顔だけにあせもができる、という場合もあります。汗をかいたら洗顔をして、消炎作用のある化粧水(リプライローションなど)を優しくつけてください。毛穴が通常の状態ではないので、パックなどはやめておきましょう。
店内にあせも対策の化粧水や洗顔料、ボディソープなどご用意してあります。暑い日が続いてお出かけも億劫になりがちですが、お近くにいらっしゃった際にはぜひお寄りください。