2023.02.02
健康コラム
2月、季節の変わり目対策
まだ寒さも厳しいところですが、もうすぐ節分。春がやってきます。
気温差や日照時間などの影響により、自律神経の乱れを起こしやすい季節です。
節分を境に冬の間に蓄えていたエネルギーが、春から活動を始めようと体外に出ていくため血虚になります。(自覚はないですが、クマの冬眠とおなじようなことが体におきているのです。)
そのため節分から梅雨明けまで血(けつ)を補い体のケアをすることで、季節の変わり目に起こりやすい心と体の不調を軽減できます。
春になると眠れない、イライラする、気分が落ち込むといった症状が出る方は、早めに対策しましょう。血を補うには黒い物(黒豆、ゴマなど)、赤い物(トマト、ニンジン)や、セリ、牡蛎、レバー、ほうれん草と言われています。まだまだ寒いですので、お鍋をするときにセリと牡蛎も入れて召し上がると、おいしくて元気も出ます。
また、2月中旬を過ぎると花粉症の季節の到来です。今年は花粉の飛散量が非常に多いようで、今朝のニュースでは、ここ10年来過去最多になると予報されていました。
花粉症は症状が強く出る前の対策が重要です。本格的に花粉が飛散する一週間ほど前から、あるいは症状が少しでも出たら薬を使い始めることで症状が軽減します。
早めに病院に行くことが何よりですが、勉強堂薬局では、眠くなりにくい漢方薬をご用意しています。鼻水対策、咳対策、免疫UP等、様々ありますので、お気軽にご相談ください。