12月 冬の養生法

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健康コラム

HEALTH COLUMN

2025.12.23

健康コラム

12月 冬の養生法

今年もあとわずかとなりました。

今回は「冬の養生法」についてです。

東洋医学では、「冬は静かに過ごす」ことが基本になります。

寒さの中で無理に活動したりすると、冬に体が蓄えなければならないエネルギーが不足し、春になった時に発生(エネルギーの発散)できなくなってしまいます。(春のエネルギー発散はできないと体に良くない)

夜は早めに床につき、朝は日の出の後にゆっくり起きると体力の消耗を防ぎます。晴れた昼間に軽い散歩をすると血行が良くなり冷え対策になります。また、自然のリズムに合わせて気持ちを静め、焦らず穏やかに過ごすことが健康に繋がります。過度なストレスや不安はエネルギーを消耗し、体調不良を招きやすくなります。師走は色々気忙しいかと思いますが、がんばりすぎないようにお過ごしください。

冬は腎が弱りやすいのですが、冷えでも腎が弱ると言われています。体を温めて、塩辛いものを適度に食べることが良いとされています。

食生活の工夫としては、体を温める食材がおすすめです。根菜(ニンジン、レンコン、ごぼう、山芋)、しょうが、玄米、豆類、発酵食品(みそ、納豆、つけもの)、ねぎ、たまねぎ、にんにく、ほうじ茶などです。

年末は12/31(水)の正午まで営業しています。年始は1/5からです。