秋の養生 パート12018/8/31更新
お久しぶりのブログです。朝・夕は涼しくなってきましたが、日中はまだ暑い日が続いたりして、温度差が激しい日が続いています。
この温度差が、身体のバランスを崩してしまうのです。秋の養生についてご紹介します。
1:早寝・早起きを心がけましょう
東洋医学では、一般に陽(昼・夏・熱)と陰(夜・冬・寒)の2つの考えがあります。秋は陽から陰に移る時期です。夜の方がだんだん長くなってきます。陰の気が強くなり、陽の気が衰えるこの時期は「気」を養うために早く寝て、早く起きる事を心かけましょう。出来たら朝は5時から7時の間に起床し、夜は、10時から12時の間に寝ましょう。
2:心を安らかに
東洋医学では、秋は「草木を枯らす空気」があると言われています。自然も不安定なので心がざわつく傾向にあります。感情のままにしておくと、身体に悪影響を与えてしまう事もあるので、なるべく感情を高ぶらせないように注意しましょう。
3:乾燥を防ぎましょう
五行の考えでは、秋は「肺」に対応しています。秋は乾燥しているので「肺」が傷みやすく、鼻・喉の痛み、せき等の呼吸器系の病気、肌の乾燥等の症状を引き起こす事があります。
秋に身体を整えることは、冬を元気に過ごす準備になります。寒い冬に備えるために、心身ともに今からしっかり養生しましょう。