9月 頭痛について

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健康コラム

HEALTH COLUMN

2024.09.02

健康コラム

9月 頭痛について

季節は秋になり、台風が多い時期になりました。気圧の影響で頭痛がつらい方もおられるかと思います。

今月のテーマは「片頭痛と緊張型頭痛」です。

【片頭痛】

日本の人口約1億2488万人に対して片頭痛の患者さんは約840万人いると推計されています。片頭痛は脈を打つようにズキンズキンと痛み、体を動かすと悪化します。痛みが3日間も続いたり、吐き気がおきることが特徴です。頭の片側が痛い人と両側が痛い人がいます。様々な説がありますが原因はまだはっきりとわかっていないそうです。

原因と言われているものとして寝不足、まぶしい光や強いにおい、過度なストレス、人混み、天候などがあげられます。

対処方法は、痛む部分を冷たいタオルで冷やします。温めたりもんだりすると逆効果です。入浴も控えるか短時間で済ませましょう。また、光やストレスなどが刺激にならないよう、静かな暗い場所で安静にします。

【緊張性頭痛】

緊張性頭痛は、慢性頭痛の中で最も多いとされ、日本では約2000万人患者さんがいると言われています。吐き気もなく、我慢できる程度の痛みで、体を動かしても悪化しない傾向にあります。痛みも個人差があり、30分でおさまる人もいれば1週間も続く人もいるようです。

原因は頭から背中にかけての筋肉のこりや張りだと考えられています。長時間の同じ姿勢、運動不足、姿勢の悪さなど、現代人の生活習慣が関係しているようです。

対処方法は、1時間同じ姿勢をとったら5分休憩する、日常に適度な運動を取り入れるなど、血行を良くして筋肉をほぐしましょう。

普段と違う頭痛(吐き気、ろれつがまわらない、物が二重に見える、めまいやけいれんなど)を感じたら、何か病気のサインの場合もあります。すみやかに医療機関を受診しましょう。

更に詳しく知りたい方は、お渡しできる資料がありますのでお声掛けください。

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