2024.04.08
健康コラム
4月 春の不調対策
漢方では春は【肝】の季節と言われています。肝は血を貯蔵する働きをします。肝が弱ると筋肉の痛み、爪が割れやすくなる、かすみ目や眩暈などが出てきます。
4月は新生活や環境の変化に適応するために心身ともにストレスを感じやすい時期です。
また、寒暖差や気圧変動が大きい季節でもあります。やる気が出ない、眠れない、気分の落ち込みなどの症状が出やすくなります。
肝の弱りの対策
- 辛いものは控えて、お酢やレモン、ミカンなどの酸味がお勧めです。食べ過ぎない程度に食事に取り入れて、バランスの良い食事を心掛けましょう。
- こまめに体を動かし、意識して運動してみましょう。
- 入浴はシャワーより湯舟を。副交感神経が働き、自律神経が整います。
- 睡眠をしっかりとりましょう。眠りづらいときはアロマを活用してみるのも一つの方法です。
- 衣服で温度調節を。寒暖差があるので、日中がポカポカ陽気でも羽織れるものを用意しておきましょう。
それでもいつもより疲れる、眠れないなど症状がある場合はお早目にご相談ください。
今月のお勧め商品は、清香散、紫華栄です。気分の落ち込み、やる気が出ない場合はこの2つを併せて服用する、という方法があります。
<お知らせ>
4/29(月・祝日)は当番薬局のため営業します。