秋の美肌は肺次第?!☆ | 年齢による肌トラブル・健康相談なら勉強堂薬局 長野県 小諸市

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秋の美肌は肺次第?!☆2015/9/15更新

こんにちは☆9月に入って少しずつ秋らしくなってきましたね。

暑い夏に比べ、穏やかな秋は比較的過ごしやすい季節ですが、秋は呼吸器系のバランスを崩しやすい時期だと知っていますか?東洋医学における「五行説」によると秋に活発に動く臓器は「肺」です。肺は乾燥を嫌い、潤いを好むという性質があります。秋は空気が乾燥し、これに一番影響を受けるのが肺です。肌に何の関係があるのか疑問に思う方もいるかもしれませんが、“肺は皮膚をつかさどる”という言葉があるぐらい実は肺と肌は密接なつながりがあります。

肺の働きが正常ならば、皮膚に潤いがあり、環境の変化に素早く対応して収縮・弛緩をします。例えば、寒い風が吹いている時、皮膚は引き締まり、産毛が適度に立ち身を守ろうとします。そして反対に暑い時は毛穴が開き、汗を出すことにより、体が熱くなりすぎるのを調節します。皮膚は体と外界を分ける境界、いわば体を守る鎧のようなものなのです。

皮膚が健康で強ければ、外界からの影響を受けることがない、すなわち、防御力が強いということになります。しかし、肺の働きが正常でなくなると、皮膚の乾燥・湿疹・浮腫などが現れ、防御力も弱まります。

(肺がダメージを受けると肌荒れだけでなく、便秘や下痢など幅広い症状に広がります!)

そんな秋は“辛”の食材で肺を補いましょう!!

「燥邪(空気の乾燥による障害)」による症状を未然に防ぎ、「肺・大腸」を補う働きを持つのが「辛」の食材です。ねぎ、生姜、わさび、唐辛子等の薬味や香辛料はもちろん、東洋医学では、大根、玉ねぎ、紫蘇、ニラ等ほのかな辛味のある食材も「辛」に分類されます。

これら「辛」の食材は「発汗剤」とも呼ばれ、体を温めて水分や気の滞りを改善して発散し、皮膚や呼吸器を補う働きをします☆また、皮膚や呼吸器のみならず、肺と表裏一体の関係にある大腸にも働きかけて便秘を改善させたり、秋に弱りやすい臓腑器官を一手に手助けしてくれます♪

※「辛」の食材を過剰に摂りすぎてしまうと身体の中の水分が消耗しやすくなり、「肺」が活発になりすぎて「肝」の機能が損なってしまうことがあるそうなので、なんでもそうですが、程々に取り入れるようにしましょう☆

また、呼吸器系を鍛えるのには「深呼吸」もとても効果的です。気持ちをリラックスさせゆっくり息を吐ききり、胸が膨らむのを意識しながらゆっくり息を吸って下さい。自然が豊かな場所で行えばより気分もリフレッシュできるのでおススメです。せっかくですから秋の紅葉の中で深呼吸をしながらゆったりとした時間を過ごすのもいいかもしれませんね♪

 


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